那覇から車で約30分のところに、浦添グスクという城跡があります。
浦添グスクは王が首里城に住み始める前の時代、中山(沖縄本島中部)の支配者の拠点だったと考えられています。
琉球王国初期の王の墓「浦添ようどれ」や映画にもなった「ハクソー・リッジ(前田高地)」があり、沖縄の歴史を知るうえで貴重な場所です。

英祖王の墓 浦添ようどれ
浦添グスク周辺には無料駐車場が3ヵ所あります。
今回は、浦添グスク・ようどれ館前の駐車場に駐車しました。

浦添グスク・ようどれ館は浦添城跡の歴史を学ぶことができる施設です。
有料で歴史ガイドをしてもらうこともできます。
NPO法人 うらおそい歴史ガイド友の会
(浦添グスク・ようどれ館内)
TEL・FAX:098-874-9345

石畳でできたゆるやかな階段をのぼると、
浦添ようどれに続く通路があります。

「暗しん御門」とよばれ、戦前は天井のあるトンネルだったようです。
「暗しん御門」を抜けると、浦添ようどれに着きました。
13世紀に造られた、英祖王の墓といわれています。
西室と東室それぞれの墓室には、英祖王と尚寧王が葬られています。
「ようどれ」とは、琉球のことばで「夕凪」のことをいいます。

このアーチ門をくぐると、広い一番庭に出て、荘厳な雰囲気の墓室があります。
浦添八景のひとつ 浦添グスク
浦添グスクは平成27年に浦添八景に選定されました。
グスクのある丘は沖縄戦で激戦地となったため、城壁などが破壊されてしまいました。
戦後、道路整備などに転用するため、沖縄各地にあるグスクの石積みは採石されることがよくあったようです。
浦添グスクも同じように、城壁がほとんど残らない状態になってしまいました。

写真の城壁は復元されたものです。
奥に進むと、正殿跡と思われる遺構を見ることができます。

ハクソー・リッジ(前田高地)

丘を頂上まで登ると、メル・ギブソン監督作の映画「ハクソー・リッジ」の戦場となった場所にでました。
ハクソー→のこぎり リッジ→崖
という意味からもわかる通り、目の前は断崖絶壁になってます。
こんな崖をよじ登ったとは信じられません。。。
パッと見、ここがハクソー・リッジだと気づかないほど今は木が生い茂り、崖のふもとを見ることはできません。
ここで日米両軍の激しい戦闘が行われ、すさまじい数の命が失われたと思うと、なんともいえない気持ちになります。
まとめ:歴史に触れられる浦添グスクに行ってみては?
浦添市にある、浦添グスクをご紹介しました。
映画「ハクソー・リッジ」公開後は外国人が訪れることも増えているようです。
那覇からもアクセスしやすく、沖縄の歴史や風景をゆっくり満喫できる場所です。
一度訪れてみてはいかがでしょうか。

施設情報
アクセス
〒901-2103 沖縄県浦添市仲間2丁目53−1
那覇から車で約30分
駐車場 無料駐車場3ヵ所有
駐車時間 9:00~18:00(閉門)
浦添グスク・ようどれ館
開館時間 9:00~17:00
休館日 月曜日・年末年始
入館料 大人(高校生以上)100円 小人(小・中学生)50円